こんばんは
終了間際の劇的弾。千葉が連敗を2で止める(J公式)
最後の最後にこじ開けたゴール。時間の経過と共に試合の流れを掴んだJEFですが、相手の堅守を破るには至らず。
残り時間が気になる中、後半アディショナルタイムでの劇的な決勝ゴールで勝利。
「仕上げるだけだった」と述べる壱晟選手ですが、起点となる縦へのパスを出した後、中央に走り込んでのゴールですから、イメージはあったのでしょう。
歓喜に沸いたフクアリですが、正直に言えば、私はこの日、いつもの様に応援をしていた訳ではありません。
願っていたのはただ、「勝利して御大へお礼とお別れを果たす」という事のみ。
最年長の米倉選手ですら、オシム監督の指導を受けていないのですから、ピッチ上の選手達にとっては、もしかするとこの日の雰囲気は負担であったのかも知れません。
それでも、思い入れのある選手達の引退など、節目となる「ここぞ」という試合を今迄ことごとく落としてきた事は、小さくないささくれとして私の心に残っていました。
遡れば、脳梗塞で倒れられた病状を心配して、試合後にはスタンド全体でオシムコールを唱えたあの日も、フクアリから勝利を届ける事は出来ませんでした。
J1時代を知らないという方も増えているようですが、少なくとも私にとっての故人は「元日本代表監督」である以上に「JEFの、私たちの監督」。
その監督とのお別れに際し、フクアリに悔しい気持ちを残したくなかった。
エゴと言われればその通りなのですが、生前にお見せ出来なかった成果を、前を向いて目指すんだという姿勢を勝利で示してくれた選手、クラブの皆さんに感謝しています。
献花台への御挨拶に始まり、OBのコメント拝聴。
試合前のセレモニーからの黙祷、「あなたに会えて、本当に良かった」というガマさんのアナウンス。
この日必要では無かったサングラスを掛けて臨んだのですが、常に目を赤くしていた管理人の判断は誤りではありませんでした。
皆さん、おめでとう!ありがとう!
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