こんばんは
第12節 2015年5月6日(水)13:03KO 駒沢(J公式)
両者譲らず、スコアレスドロー。触れるべき点もあまりない試合ではありましたが、過密した日程でも、相手が東京Vさんでなければ、もう少し布陣の変更を試みたのかも知れないとは考えます。
蹴り合い・競り合いが続いた後、相手の攻勢が強まったのは皆がフラストレーションを抱いたジャッジの影響では無く、相手のボール運びにあった様に感じます。
JEF陣内でボールを持った相手に「突破と繋ぎ」の二面の対応を強いられていたシーンは多かったですし、特に、空中戦で無双の強さを誇るキム選手に関しては、試合を通じ、突破に関しては不安があった事は否めないと感じていました。
この辺り、往年との輝きの差はあるとはいえ、やはり「緑」のチームだとスタンドからは観ていましたし、小気味良く侵入を図ってくる杉本選手にも、試合を通じて手を焼いていた印象は否定できないと思います。
・・・それ故に、ピンチでの失点を免れ得たのかも知れませんが。
JEFとしても、左サイドの不完全燃焼は如何ともしがたかったですし、一時間を耐えて得た攻勢にしても、割り切りが足りなかった印象は拭えません。何せ、この日の戦い方は、セットプレイあってこそ、というほどにチャンスが演出出来ていませんでした。
北爪選手の投入は兎も角、退いたのが谷澤選手でなく佑昌選手であった事、セットプレイを考慮してなお、田代選手の投入は無く、警告を受けた健太郎選手を最後までピッチに残した事などを鑑みても、引き分けを意識した采配であった様には感じます。
負けない戦いにしては大ピンチが多かったですし、勝つためには割り切りが足りなかった。
局面局面では相手により天秤が傾いたスタッツですが、遥也選手投入後、中への意識が高まった流れ、阿道選手のシュートなど、決定機が皆無では無かっただけに、終盤の攻勢で押し切れなかった事に関しては、些か残念にも思う管理人です。
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